風味の特徴:
産地: 京都・童仙房
栽培生産方法: 芽数型茶園仕立て ハサミ収穫 中蒸し
通常、高級緑茶の栽培では、一般的に芽重型という栽培方法をとります。この手法では、葉肉が厚く成育するよう、茶樹の芽の数を減らしながら剪定をして茶園が整えられます。しかし、有機栽培では自然環境の変化を受けやすいことから、成育の良し悪しにバラつきが発生しやすくなります。
そのリスクを予想しながら高い品質を追求するため、芽の数が多くなる芽数型の栽培方法を採っています。その結果、収穫時に茶葉のロスは多くなりますが、良質の茶葉が収穫できる可能性も高まります。一定度の無駄を覚悟しているからこそ、有機栽培で高い品質の茶葉が生産出来るのです。
豊かな土壌を保つ為、周辺に生息する山野草を集めて畑に敷く「敷き草」を現在でも行っています。この伝統的な管理方法は非常に手間がかかることから敬遠されますが、緑茶の香り成分に不可欠なマグネシウム成分の生成や保湿、保温効果など様々な利点があり、良質な茶葉の成育のため欠かすことがありません。
淹れ方: 2カップ
茶葉 | 8 g | |
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水 | 200 ml. | |
湯温 / 抽出時間 | 70 ℃ / 120 sec. 〜 75 ℃ / 90 sec. | |
緑茶はお湯の温度によって風味が大きく変化します。 旨味や甘味を強くしたいときは、低めの温度でやや長めの時間で淹れる。 香りを引き出し、渋味と苦味を強めるときは、高めの温度で短時間で淹れる。 |
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